全国ボランタリズム推進団体会議in大阪 ~いま、自らに問う、ボランタリズム~ 参加者募集のお知らせ

大阪ボランティア協会様から7月3日、4日にオンラインで開催される研修会議「いま、自らに問う、ボランタリズム」のご案内が届きました。

このイベントは、全国ボランタリズム推進団体会議(通称:民ボラ)の構成団体が運営しており、今回は大阪ボランティア協会が事務局を担当するとのこと。
民ボラの特徴として、全てのプログラムを通して「民間性」と「ボランタリズム性」を追求していること。

市民活動を推進しておられる各地のNPOの皆様にも大きな気づきが得られるチャンスです。是非、参加を検討してみてはいかがでしょうか。

------以下ご案内より抜粋転記----------------------------------------------------------

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全国ボランタリズム推進団体会議(通称:民ボラ)in大阪(第38回)
~いま、自らに問う、ボランタリズム~
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ボランタリズムを推し進める上でのいろいろな課題を協議するなかで、
ボランティア活動推進団体やNPO支援センターのミッション・運営の
あり方を考える場として開催します。
理事、監事、ボランティア、事務局員など、民間非営利団体の組織運営
にかかわるすべてのみなさまにご注目いただきたいプログラムです。
ふるってご参加ください。
※期間限定でアーカイブ(録画映像)配信による見逃し視聴を可能にす
る予定です(講演部分のみ)。
■日時
2021年7月3日(土)13時~18時20分、7月4日(日)9時~12時50分
■場所
オンライン
 ※開催の2~3日前に、ZoomURLをお知らせします。
■対象
全国のボランティア・市民活動推進団体の役職員・スタッフ、関心のある方
■定員
100名
 ※100名を超えた場合、LIVE配信のご案内となります。
■参加費
〈銀行振込みの方〉
両日参加 4,000円/人
7/3土のみ参加 2,500円/人
7/4日のみ参加 2,000円/人
 ※振込手数料はご負担ください。
 ※申込受付後に参加費振込先を案内します。
〈クレジット、コンビニ払いの方〉
両日参加 4,400円/人
7/3土のみ参加 2,800円/人
7/4日のみ参加 2,300円/人
 ※クレジット、コンビニ払いの方は手数料が込み(Peatix利用)になります。
 ※お一人ずつお申込みください(1人の申込みで複数での視聴はしないでください)。
■申込方法
・銀行振込をご希望の方の申込フォーム(フォームズ)はこちら↓
・クレジット決裁をご希望の方の申込フォーム(Peatix)はこちら↓
■問合せ
社会福祉法人大阪ボランティア協会(担当:永井・梅田)
TEL:06-6809-4901 FAX:06-6809-4902 E-mail:office@osakavol.org
ホームページ: http://www.osakavol.org/
■プログラムと講師
※講師プロフィールは、ホームページ
https://www.osakavol.org/03/minv/minv2021.html )をご覧ください。
【7月3日(土)】
12時40分 受付開始
 ※以降のプログラムは開始時間の10分前にZoom開場・受付開始
13時00分 開会あいさつ
13時10分 【基調発題】
 ・テーマ:「同調圧力」を考える-自粛強制の時代、市民の自由をどう拓くか-
 ・ゲスト:佐藤直樹さん(九州工業大学名誉教授)
 ・聞き手:早瀬昇さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長)
 ・内容:コロナ禍で広がった「自粛」ですが、「自粛する」は英語でvoluntarily refrain。
 本来、自主的な行為を、公権力をもつ政府や首長が要請し、強制された自主活動が
 求められる状況が広がっています。さらに、自粛警察という名の一種のボランティア
 活動まで起こっています。
 本来、自発的活動は、言われなくてもするものであると同時に、言われても(納得し
 なかったら)しない自由な活動です。しかし昨今の状況は、人々の自由な行動を「世
 間」の圧力によって押さえつける事態が進行しています。
 昨年、鴻上尚史氏との対談集『同調圧力』をまとめられた佐藤直樹氏とともに、こ
 の状況をどうとらえ、どう行動していくかを考えます。
 ・こんな人にオススメ:多様な生き方、個々の違いを尊重し合いつつ、参加と協力、
 連帯を紡ぎたい全ての人!!など
14時40分 休憩
15時00分 【分科会1】※1・2のいずれかを選択
 ・テーマ:若者のボランティアとワークキャンプ-泊まって語る・体験・体感すること
 がもたらすもの-
 ・事例提供:長瀬健太郎さん(NPO法人good!)
 ・事例提供:名賀亨さん(華頂短期大学准教授)
 ・事例提供:竹田純子さん(龍谷大学ボランティア・NPO活動センターボランティア
 コーディネーター)
 ・コーディネーター:枝見太朗さん(一般財団法人富士福祉事業団理事長)
 ・内容:予め決まった役割へのボランティア募集や、キャリア形成型のボランティア
 希望が多くみられる昨今、あらためてワークキャンプなど宿泊やちょっとハードな体
 験の機会をもつ中でとことん話し合い・体感することを通して自らのパッションやモチ
 ベーションに気づき、高めていける可能性があるのか、自らの意思による社会参加
 に変わっていくきっかけとして有効なのかを考えます。
 ・こんな人にオススメ:若者のボランティア参加について考えている人、ワークキャ
 ンプをしたことがないけど興味のある人など
15時00分 【分科会2】※1・2のいずれかを選択
 ・テーマ:災害時にも誰も取り残さないために-中間支援組織の役割を改めて考
 える-
 ・事例提供:横田能洋さん(認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズ代表理事)
 ・事例提供:加納基成さん(NPO法人ディープデモクラシー・センター副代表理事、
 千葉南部災害支援センター、ちば居住支援センター・センター長)
 ・問題提起:矢野正広さん(認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク理事長)
 ・問題提起:鍋嶋洋子さん(認定NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
 事務局長)
 ・内容:毎年のように自然災害が発生し、その頻度も規模も大きくなっている中、
 各地で行政、社協、中間支援組織、NPO等による「三者連携」が言われ、国の防災
 計画の中にも「中間支援組織との連携」がうたわれています。一方、災害時の役割
 分担なども不明確なまま「連携」という言葉だけが先行しているケースも見られます。
 災害時にも“誰一人取り残さない”ために、過去の災害支援の事例から災害時の中
 間支援組織の役割と連携について改めて考えます。
 ・こんな人にオススメ:ボランティア・市民活動センター、社会福祉協議会、災害ボ
 ランティア、行政、災害支援に関心のある人など
17時00分 休憩
17時20分 【アドボカシー】
 ・テーマ:原発避難者の支援の10年と今後の支援-行きづまった支援策と、将来
 の支援(+アドボカシー)について-
 ・報告:鍋嶋洋子さん(認定NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務
 局長)
 ・報告:服部郁代さん(一般社団法人ほっと岡山代表)
 ・報告:斎藤容子さん(関西学院大学災害復興制度研究所准教授)
 ・報告:坪井塑太郎さん(認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク元職員)
 ・コメント:山崎栄一さん(関西大学社会安全学部教授)
 ・進行:矢野正広さん(認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク理事長)
 ・内容:打つ手がない「原発事故被害者の支援」を現場から報告し、今後も原発が
 稼働するなら必要な政策・立法、民間の支援策について、報告と調査から考えます。
 ふくしま連携復興センターから「生活再建支援拠点事業」を委託された全国の26の
 支援拠点のうち千葉、岡山、栃木から、何が支援で大変だったか(強制避難/自主
 避難の支援格差、母子避難の現実等)を報告。さらに「関西学院大復興制度研究会」
 調査報告、「とちぎVネット避難者10年目調査」報告書、災害と法律・政策の概要な
 どから、必要な民間支援、国の政策・立法を考えます。
 論点として、①「復興」ではない“たてなおし概念”の設定、②現行の政策の不備の
 検証と必要な支援策(政府、民間)の検討とそのための立法、とします。
 ・こんな人にオススメ:今後も起こりうる「国内避難民問題」の支援、政策、立法に
 関心のある人。民間の支援策を講じたい人・団体。災害時の移住・定着問題に関
心のある人など
18時20分 初日終了
【7月4日(日)】
9時00分 【分科会3】※3・4のいずれかを選択
 ・テーマ:民間とは?民間性を維持する財源とは?-コロナ禍での事例を基に、
 民間性を支える財源、脅かす財源を考える-
 ・事例提供:矢野正広さん(認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク理事長)
 ・事例提供:田辺光正さん(NPO法人山梨県ボランティア協会事務局長)
 ・事例提供:土屋茂さん(NPO法人にじいろのわ理事長)
 ・問題提起・コーディネーター:大野覚さん(認定NPO法人茨城NPOセンター・コモ
 ンズ事務局長)
 ・内容:民ボラでは、「民間」であることを大事にしています。そもそもその「民間」
 性とは何か、その民間性を維持するための財源確保とは、どのような意味があり、
 どのように財源確保を実現するかを考えます。また、コロナ禍での市民活動支援
 組織を対象とした調査結果なども活用しながら、今後の中間支援組織の役割や
 生存戦略を考えます。
 ・こんな人にオススメ:ボランティアセンター、市民活動センターなど中間支援組
 織の人など
9時00分 【分科会4】※3・4のいずれかを選択
 ・テーマ:ボランティア再考-ボランティアはネコ?ならば、どうすればマネジメン
 トできるのか?-
 ・ファイター:松原明さん(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる
 会元代表理事)
 ・ファイター:早瀬昇さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長)
 ・司会&つっこみ:鍋嶋洋子さん(認定NPO法人ちば市民活動・市民事業サポー
 トクラブ事務局長)
 ・内容:早瀬いわく「ボランティアはネコである」。では、気ままなネコに、いかにし
 て、提案する活動メニューをしてもらえるか?ボランティアマネジメントの最大の問
 題はここにあります。これに対する、一般的な解である共感アプローチ、早瀬が主
 張する、社会的な意義づけアプローチ。松原が提唱する、協力のテクノロジーによ
 る、相利性アプローチ。この3つの解を整理し、違いを戦わせて、自発性・自律性
 議論における最大の課題に迫ります。
 ・こんな人にオススメ:ボランティアマネジメントやコーディネートにおいて、ボラン
 ティアの自発性・自律性の尊重、ボランティア参加者の拡大に関して、悩みを抱え
 ている人など
11時00分 休憩
11時20分 【クロージング発題】
 ・テーマ:最後のひとりまであきらめない-支援から取りこぼされる地域、人とと
 もに-
 ・ゲスト:吉椿雅道さん(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
 ・ゲスト:金光敏さん(NPO法人コリアNGOセンター理事兼事務局長)
 ・問題提起・コーディネーター:青山織衣さん(社会福祉法人大阪ボランティア協
 会ボランティアコーディネーター)
 ・内容:「持続可能な開発目標」(SDGs)を中核とする「持続可な開発のための
 2030アジェンダ」の「行動の10年」がスタートしたことをふまえて、支援から取りこ
 ぼされる地域、人を優先して取組むNPO/NGOの実践について、分野を超えて
 分かち合う機会とします。災害支援、多文化共生、ボランティア活動推進などの
 現場で、支援から取りこぼされる地域、人を優先して取組むNPO/NGOの実践を
 聞き、参加者を交えたクロストークセッションを受けて、マインドセットする機会と
 します。
 ・こんな人にオススメ:「最後のひとりまであきらめない」を実践している(したい)
 NPO/NGOの人、テーマに関心のある人など
12時45分 閉会あいさつ
12時50分 終了
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